電音の工場ブログ

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2011-02-03

ミキサ (考え中)

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先日以来ミキサのことを考える頻度が高まっている。

以下自分のためのメモ。


というわけで先週の金曜日から、

  1. その昔『サンレコ』に載ってたおーつかセンセの「プロフェッショナル・クラフツII」という卓製作記事
  2. Douglas Self の ‘Small Signal Audio Design’
  3. MACKIE の 402-VLZ3802-VLZ3 のマニュアル

を読んでいる。

ミキサ - 電音の工場ブログ - E-Musicグループ

やはり上記の本は外せないね。


仕様は考えるごとにうつろっていくのだけど、モノのチャネルインプットについて、

  • Lineのみ、MICアンプ無し
  • →Head Amp(-10dB~+20dB)→HPF→3-band EQ→Fader→Pan→MAINバス(L/R)
  • 3-band EQは Baxandall型

ってあたりまでは確定。

秋月で NJW1159D というのが -95dBまでいけて 4個450円(1個に2ch、DIP品)、といい感じだったのだけど、THD+N 対 入力電圧レベル の特性を見て LM1972(秋月で1個300円、表面実装部品)のほうが高いレベルまでいけそうだったので LM1972 を使うことに仮決定。のちに財布と相談する。

チャネルモジュールごとになるべく閉じる というのを基本の考えとする。だから Head Amp と HPF off、EQは手動のコントロールを付ける。それもチャネル毎に。Fader/Panpotその他AUX送り量 とかはディジタルコントロールの電子ボリュームを使い、この部分のコントロールサーフェスは1系統を切り替えて使う。全体集中コントロールのCPUから全電子ボリュームに情報を送ると面倒なので、チャネルストリップごとにサブCPUを置いてチャネルへは粒度の粗い制御を行う。“ch1 mute” とかね。

しかし、バスの構成はいまだに固まりきらない。

モノのチャネルインプットモジュールで、Fader, Panpot, AUX(PFL), AUX(AFL) とすると必要な電子ボリュームの数は Fader(1), Panpot(2), AUX(PFL)(1), AUX(AFL)(1) で 5回路 となる。ICには2回路ずつ載っているのでひとつ余る。なにに使いましょ… というのと、solo や mute の実現の仕方など相まって固まりきらないのだ。

  1. AUX(AFL)をステレオ(L/R)にする
    • soloバスは別に設ける、muteは電子ボリュームを一時的に一斉に絞る
  2. ALTバスを設けてFaderにパラってALTバスに落とす
    • ALTバスは外部出力する
    • solo時はCRM*1でALTバスをモニタする
      • チャネルのALTバスへのFaderが落ちていたら上げる(0dB? Unity?)
    • CRMをMAINに持っていくときは、ALTバスをsumしたらMAINからのルートはネグる(切るか絞る)必要がある

あと、つれづれ。

  • 電子ボリュームのミュートが -104dBとかあるのだけど、これを信じてアナログスイッチ無しで信号を切り替えてもいいものだろうか
  • Unityは -2dBu でいいかな
  • Soloって出すときは、ATT 0dB でバスに出すべきなのか or Unity でバスに出すべきなのか

ミキサ回りは勉強すればするほどいろいろと未知のことが出てきた。難しい。楽しい。


Small Signal Audio Design

Small Signal Audio Design

  • 作者: Douglas Self
  • 出版社/メーカー: Focal Press
  • 発売日: 2010/03/16
  • メディア: ペーパーバック

*1:Control Room Monitor

おーつかおーつか2011/02/03 14:21Soloはレベルも含めてわかったほうがいいとおもいます。アナログ卓ならフェーダが「0」の位置(-3dB)のレベルで出てくるのが好ましいかと。
外部のエフェクタ類を使うか使わないかでAUXバスの仕様は変わってくるでしょう。使うなら沢山あったほうがいい。エフェクタをステレオで使うのなら、バスもステレオで。その他、メインバス以外にも、ステレオバスが1本あると、なにかと便利でしょうね。
やってみないとわからないけど、VCAのミュート-104dBって信じられないような。。
FET2個で切る方が安全ではないでしょうか。

ChuckChuck2011/02/04 08:21アドバイスありがとうございます。もろもろ了解です。
Unityゲインは -3dBu にするのが一般的なのですか? 私は内部基準レベルを -2dBu にしておけば出すときに +6dB アンプって +4dBu基準になるかなぁなどと考えていました。
使う状況や作りきれるのかといったところから入力4chぐらいで考え始めましたが、仕様が膨らんだり萎んだりして忙しいです。ディジタル通信を使って4~8chぐらいにできるなどという構想をぶち込んでしまったのでバスの仕様が決まりきらなくなってしまいました。
エフェクトは空間系ディジタルマルチをモノsend-ステレオreturnでの使い方が私の状況では一番ありそうですが、チャネルが増えたらステレオsendや複数sendしたくなりますよねぇ… ああ、決まらない!(だがそれが楽しい)

おーつかおーつか2011/02/04 17:21うふふ、悩んでますねぇ、決まらないですねぇ。 今が一番楽しいんですね。あれやこれや妄想いっぱい。私もフリップ付きの8Tr用ミックスダウン卓を構想してますが、いろいろくっ付く過ぎて、これは多分完成しないでしょうね。
Soloのレベルは絶対レベルではなくて、もし仮に、そのチャンネルをフェーダ位置0で今ミックスしたら、というレベルです。アナログ卓なら-3dBになりますから、そのレベル、ということです。デジタル卓だと0は突き上げ状態になるので、もしかすると減衰無しの0dBでもいいでしょう。要は、ハッキリくっきり聴こえればいいのです。

ChuckChuck2011/02/14 10:15ありがとうございます。soloレベルはなんとなくどう在ったらいいかわかってきました。
panpotもよく考え始めると、-76dBの電子ボリュームをLとRに使うとしても、センターが -6dBずつで重なるようにしたらどのようにツマミ制御を電子ボリュームに渡したらいいのかとか悩み始めました。

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2011-01-25

ミキサ

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ちょっと前にこんな記事を書いた。YAMAHA PSE01エフェクタを集合させるシステムボックスが欲しいという話である。

しかしその中身は、と考えるとトポロジが決まらないので先に進めない。エフェクトの順序入れ替えやマトリクスなどを投入すればそれはミキサのような何かだと思われる。

ところで筆者はエフェクタを弄る一方でアナログシンセもいじっているわけだが、常々気になっていたことがある。

作ったアナログシンセをデモするときに自作のパワードスピーカに突っ込んで音を出すだけ、なのである。シンセを複数系統で音を出そうとすると(今のところうちの機械は重いんでなかなか機会がないが)、10Vppの世界で(すなわちアナログシンセのモジュールで)ミックスしたものをやっぱりパワードスピーカから音にすることをやっている。

エフェクト掛けにくいじゃん、ギターやマイクや伴奏をミックスしたいじゃん

つまるところtakedaさんのこちらの記事 beatnic.jp : ページが見つかりませんでした を読んだらなんか異様にミキサを作りたくなってしまったのである。4chぐらいでいい。PSE01集合ボックスの敵をミキサで。

というわけで先週の金曜日から、

  1. その昔『サンレコ』に載ってたおーつかセンセの「プロフェッショナル・クラフツII」という卓製作記事
  2. Douglas Self の ‘Small Signal Audio Design’
  3. MACKIE の 402-VLZ3802-VLZ3 のマニュアル

を読んでいる。

実は 802-VLZ3 は3万円前後、402-VLZ3 は17000円前後なので、頭の良いヒトなら「自作するよりも買ったほうが結局安い」ということがわかると思う。手間ヒマまで考えるとね。

しかしまぁなんとなく作りたくなってきてしまったので作ろうと思う。とはいえそれなりに大物だからほんとに手が動き始めるのか、完成するのかははなはだ不明。

やるならディジタルコントロールのアッテネータ(以前記事に書いたLM1972)を使うことだけは、とりあえず決めた。

あとは流動的だけど今のところは以下のような仕様(図に描けよ>オレ)。

  • Main L/R, AUX(PFL)*1, AUX(AFL)*2 の4バス
    • AUX(PFL)、AUX(AFL)を切り替えてどちらかをAUX send
    • Solo と AUX(AFL) の兼用を考える
  • 2-モノチャネル
    • Lineのみ、MICアンプ無し(当初外付けとする)
    • →HA*3LPF→3-band EQ→Fader→Pan→バス
    • 3-band EQは Baxandall型 (オペアンプ1個で済む)
  • 1-ステレオチャネル
    • →3-band EQ(stereo)→Fader→バス
  • 1-ステレオリターン
    • →Fader→バス
  • CRM*4に Tape in (今時なら iPod inと云うべきか)をミックス
    • CRMをMain L/Rバス送りできるようにするべきかどうか
  • なるべくツマミとフェーダとスイッチは減らす
    • HA gain と LPFスイッチ と EQ は必要なだけ持つ
    • Fader、Pan、AUX、Solo は ディジタルコントロールなので 1-チャネルストリップだけUIを持って切り替えて使う。Faderはメインミックスも兼用
      • 切り替えボタンはチャネル分持つ

こんなところ。


いや、しかしここまで書いておいてアレだけど、ヘッドルームとかユニティとか電圧バジェットとかどうしようとか考えたら、先に基準レベルを出す発振器とレベルメータを作ったほうがいいような気がするな、うん。

発振器はともかくレベルメータは難しそうだけど…

*1:PreFader Listen

*2:After Fader Listen

*3:Head Amp

*4:Control Room Monitor

おーつかおーつか2011/01/25 12:49ブロック描いてると夢(妄想)は際限なく拡がり、収集がつかなくなってしまうのです。経験から。
どこかでスパッと割り切らないと実製作に入れません。経験から。
恐怖の角穴! 私は逃げます。
レベルメータは無くてもいいかも(必要なら後付)。シグナルインディケータとピークLEDだけでどうにかなりますよ。
でも、面白そう。期待してます。

ChuckChuck2011/01/26 07:45おーつかセンセ、コメントありがとうございます。
「際限なく拡がり」← ちょっと考えてみただけで理解しました。ミキサの構想は楽しすぎる。楽しみすぎると実装は苦しすぎる… 
きっとおそらく各種表示用にキャラクタLCDを付けると思いますので、そこにソフト的には2~4chレベルメータは載せられると思います。LEDのほうが視認性がいいとか RMSコンバータどうするとかいう課題はありますが…

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