電音の工場ブログ

当ブログは…

自作エフェクターシンセサイザ製作のネタや開発覚え書きなど、筆者の電音活動を記録しています。お探しの記事が見つからない方は、検索カテゴリ一覧をご利用ください。

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2009-02-06

発振器

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ちょっと前に大塚センセと話していたときに、

C 「発振器にマイコン絡めるとしたらどんなのがいいですかね?」

O 「1dB単位でレベルを設定できたら嬉しいかも」

といった話が出た。

その後つらつらと考えて「ステップアッテネータがいいかなぁ」と思うに至った。高周波でしばしば用いられますね。単純なアッテーネータをいくつか用意して、その組み合わせで細かい単位でのアッテネートを実現する。0.5/1/2/3/4/10/20/30のように*18個ほど組み合わせれば0.5dB単位で70.5dBまで、インピーダンスは600Ωで。

ちょうど別プロジェクトでリレーづいているので、リレーを8個制御すればいいかな、かな? 電池じゃ動かなくなるけど…

なにか発振器で +10dBu とか +4dBu ぐらいを作っておいてからこのステップアッテーネータに突っ込めばいいのではないかと。

なにか発振器…

手ごろなものがうちには無かった。これも作ろう。

作ろう、マイコンで作ろうということで仕様を練っているうちに、周波数の自動ホップ とか スイープ とかいう考えが頭をもたげてきたけれど、これはイケナイ。仕様倒れ*2になる予感。倒れる前に仕様を絞り込んで「1kHzスポット、テーブル参照で正弦波」ということでどうだろう。いや、I2Cで周波数を替えられるようにしちゃうとは思うけど。

*1:他にも組み合わせは多数ある

*2:企画倒れよりは少し進んでる状態

おーつかおーつか2009/02/06 14:55いいですね、作ってください。fは1kでいいけど、あれば(簡単に作れるなら)400Hzと10kHzも選べれば最高。スイープなどは要りません。基準レベルは+4と0がいいな。0は+10をアッテネートしても。んで、あと2Vpeakがあるとデジタルのリファレンスにもなりますね。レベルのアッテネートステップは1dBでもいいと思います。期待してます!

ChuckChuck2009/02/09 08:01ざっと試してみたところ固定周波数だったらさくっとできそうです。なんとか完成に持って行きたいです。

2009-01-08

半デジ半アナEG

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昨日の一年の計で書いちゃってから急速に気になっている。

EG
マイコンで状態管理してPWMで充電して動かす半デジ半アナEGマイコンのADC使って電圧制御のADSR。16個まで増やせるように。

以前作った山下シンセのEGでは、ゲート信号の立ち上がり微分でセット・リセット・フリップフロップ(SR-FF)をセットして、EG出力が10V越えを監視してリセットしてアタック区間を生成していた。これとゲートをANDしてディケイ区間、ゲートの反転をリリース区間。

アタック区間では+15Vに向かってコンデンサを充電、ディケイ区間では設定されたサスティン電圧に向かってこれを放電、リリース区間ではGNDに向かって放電。そしてそれらの電圧の切り替えは CD4066 アナログスイッチで行っている。

このアナログスイッチをパルス(マイコンPWM)で駆動して、半デジ半アナのEGに仕立て上げようという企て。オリジナルアイディアは『エフェクター自作&操作術 '81』の「半導体回路アイディア101」から。

アナログスイッチをパルス駆動するとどれぐらいの抵抗分になるのか実験してみなきゃねー、とか考えつつも着手はもうちょっと先かなぁと呟きながらふと部品箱を見て気がついた。74HC4066が異様にたくさんある。そういえば以前パタ!さんの「ジャンク箱」を買い求めたら入っていたのだった*1

74HC4066は扱える電圧がCD4066よりも低い。メーカによるけど10V~12Vぐらい。ちなみに74HCT4066だと5.5Vまでかな。

74HC4066を使ってマイコンで扱いやすい5Vでやってみようと思いました。マイコンの内蔵アナログコンパレータとか使えるし。最終的にモジュールに組むときは 0-10Vの出力レンジにするけど。

まずはマイコンに可変抵抗器を4つ(ADSR)繋いでAD変換してツマミ位置に応じた4ch PWMが出てくる試験冶具を作るところから。こういうときに Arduino があると便利そうな気がする。

*1:なお今現在、ジャンク箱(中)が出ている。買おうかどうしようか。いや部品を整理する時間が取れないのでやめておこう…

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2008-12-15

昨日セッションにいってきたけど

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Ganさん主催のセッションに行ってきた。

自分のギターが下手というのは措いておいて(いいのか?)、それ以外で問題がある。

自分の装備に自作機がひとつもなかった

楽器の上達よりも電音工作に優先度を向けた身としては恥ずかしい。

なんか考えなくちゃなー。

GanGan2008/12/15 12:02昨日はありがとうございましたー。
ギターのコードカッティングいい感じでしたよ。
自作機は、楽器はもちろん、エフェクタの鳴らしテストなど、うまく活用してみてください~。実際に使って他の楽器とあわせてみると見えてくるところとか、結構あるように思います。

takedatakeda2008/12/15 20:44その節はご迷惑をおかけしましたー。(以後、禁煙席限定ということにしましょう)

ジャムセッションの中で、まあ、なんか、音はだしてるとしても、迷惑にならない程度に音を出しつつ、人の演奏を拝聴するってものもあるかなとか、ちと思います。気のせいかなとは思いつつも、大将が上手くなってた気がするとか、お借りしたギター、ネイロのセッティングにスゲー時間を掛けてらしたのは、この音をだしたかったからねーとか、実際に鳴らして、たのしませていただいたりとか。ganさんにミニムーグはカナリやばいですね、やめろといわれるまで延々と続けちゃうとか。僕も吹いてみたら、苦手意識の強かった、F、思いがけず食えそうだなとか気が付いたり、(練習は僕も必要そうですー)

ChuckChuck2008/12/16 07:44いえいえ、気にしないでください~

セッティングに時間がかかっていたのは、単にケーブルとジャックの相性が悪いのがいて、接触不良だったからでやんす。オーバードライブ系の歪を持っていきたかったのですが、手元に適当なのがなくて… ということで、作りまっす。
ところでtakedaさんの声質、イーグルスあたりを歌ってもらいたくなりました。

takedatakeda2008/12/17 21:45ホテルカリフォルニアか、デスペラードぐらいしか知らないかも。イーグルス、リンダロンシュタット、ドゥービーブラザーズ、あたりは、僕のボキャブラリには無いかも...。ほとんど聞いて無いです。リトルフィートがぎりぎりっすね、それも最近になって聞き始めたぐらいだから、根っからのブリティッシュ小僧っす。
いま、ポールマッカートニーのRockShow、こっそり練習してます。

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2008-10-27

しつこくエフェクタ用電池電源

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前回のエフェクタ電池電源の新機軸 - 電音の工場ブログ - E-Musicグループで静かにコメントが増えていて、どうもありがとうございます。

とりあえず私のところには通販で購入したニッケル水素充電池 006P型、定電流ダイオード、電子辞書、16穴プリント基板100枚などなどが到着した。バラックで(ワニグチケーブルうにうにで)実験して、流れる電流や電池の端子電圧を測ってみてフムフムとかいっている。きちんとグラフ化するような計測はしていないのだけれども。

当面の目標は、

  • 6セル 300mAh品を使って、ミニアンプ f:id:Chuck:20050221074250j:image:small の電源を代替したようなアンプを作る
  • 7セル 200mAh品をMIDIモニタに仕込む

といったもの。

ポカ、間違いによる事故をある程度防ぐには どうやって実装したものかなぁと考えていたところにfffさんのコメント。

モノによってはできれば充電中に回路へ電流を流さないようにしたい。それがなければ部品ひとつ追加でokなんだけど、たぶん。

http://emusic.g.hatena.ne.jp/Chuck/20081023#c1225037214

そうなんですよ。

そうなんですよ>第2文。

充電のためには実は部品ひとつ追加でOKなんです。しかし電流流しっぱなしということになるのでほんとに大丈夫かなぁとかいろいろと気を遣う。昨今のエフェクタ自作ブームも長くつづいているが、初期に取り組まれてちょっと飽きてしまった人だとそろそろアルカリ乾電池が液漏れしている頃ではないか。そのような人にも安心安全という解はなかなか難しそう。

そうなんですよ>第1文。

充電電流を吟味すれば回路に電流を流しながら充電もすることももちろん可能なのだけれど、明らかに使用していない状態でさらに多めの電流を流すのはちょっと… (信号線ジャックがスイッチを兼ねている)コンパクトエフェクタをボードに並べて配線してしまっている状況なんかだとどうしたものやら。ひとつひとつに電源スイッチをつけて*1回るのも厄介だし…

自分だったらどうしよう

充電電流の問題はリスクを自分でかぶることにして自設計で吸収しようと思う。ただ、うちにはおもに秋月のφ2.1のジャックがいっぱいあってポカして間違えそうなので、

  • 充電用ジャックをEIAJ極性統一コネクタにする

ことで対処しようかな。電圧区分も守って今回はEIAJ #4のジャックを。(買ってこなくちゃ)

当面のミニアンプは信号線ジャックがスイッチになっているのだが、基本は信号線を外して充電するというルールで運用しようと思う。同時挿ししちゃって電池を消費したらそれはそれで使い方が悪いとする。

エフェクトボードは最近使っていないので案のみなのだけど、

  • 全体でひとつの鉛蓄電池を用意してみんなに配る。スイッチは1個に集中できる

最近の鉛蓄電池は密閉されていて電解液が漏れないので持ち運びにも良いのではないか。

昔々アマチュア無線を始めた当初に車の廃バッテリーを貰ってきて追加充電無しで1年以上運用していたことがある。50MHzのSSB 3W出力。

車用のはさすがにでっかいけれど、最近は小さいのがある。2.6Ah で 1kgぐらい。スリムタイプ。これならエフェクトボードの一角を占めても許されるのではないか。ん? 2.6Ah = 2600mAh か。これぐらいだとニッケル水素でも最近はありそうだなぁ。結局Mr.Eight的。

それはそれとして、早く秋月に太陽電池の入荷がないかなぁ~

Mr.Eightの参考サイト

DNA Mr.Eight 徹底解剖 & 回路図 ギター・エフェクターの自作改造【松美庵】

*1:そういえば高校生の頃のボードは電池だった。使い終わった後に信号線プラグを抜くのがやりにくい詰め詰め構成だったので、DC-in にダミーのDCプラグを挿して電池の消耗を抑えていたことがある。

まやまや2008/10/27 10:08そういえば、松美庵さんのMr.Eightの参考サイトで取り上げていただいたD7のツェナーだか何かの値が、後で計算したら間違っていて、松美庵さんにメールしたけど返答なかった記憶が(汗
勘違いもあるので、この辺はやっぱりつくって確認してみないとだめかも。

ChuckChuck2008/10/27 12:27やるなら、
・急速チャージ→トリクル とか
・充電は1セルずつ独立→使用時は8セル(?)直列
とかやりたくなりません? (焚きつけてみるの図)

[想像される答え] 「そこまでやるならリチウムポリマ電池の Power Pool に集中します」

まやまや2008/10/27 13:06実は、急速チャージぐらいはと、簡単に作れるようにと専用ICとか使って途中まで設計したのですが、子供のころの記憶(ニッカド電池ショートさせて、配線燃えた)があるので、あまりお勧めできないという(汗
あ、PowerPoolはほぼできているので、あとは作って確認するだけです。

suikansuikan2008/10/27 21:39私だったら単三電池にそろえるかな。何があってもコンビニ、100均、世界中で入手可能、しかもエネループがあります。そりゃともかく、1Vから9V入力で動作する3.3V 100mA出力くらいのスイッチングレギュレータがあるといいなぁ。

takedatakeda2008/10/27 23:39充電中に回路に電流流れてる状態って、えーと。

エフェクタだと、ACアダプタのコネクタをつけたり、ケーブルを抜いたりの操作が必要だけど。

このマシンの電源は、充電中と、待機中と、使用中の3つの状態があるのかな?追加部品一発で充電するとしても、この3つのモードをもった電源スイッチをつければいいのかな?あれ、わしだけわかってない?とほほ。

ChuckChuck2008/10/28 07:16suikanさん:
最近は昇圧降圧たくさんのコンバータがありますから、ちょっと引いて見るとエフェクタはどうして006Pに拘ってるの?となっちゃいますねぃ…

takedaさん:
充電中、使用中、(回路接続によっては)充電しながら使用中をうまいこと選ぶことになるのではないかと。私は単一エフェクタ時に、スイッチになっている信号線ケーブルの状態によらずに「『充電しながら使用中』を避ける」実装を採ろうと考えています。陽にスイッチを設けなくてもなんとかなりそうですよ。

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2008-10-23

エフェクタ電池電源の新機軸

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凶器エフェクタの会第4回セミナで会った方々とはいろいろな話をした。まだまだ話し足りなかったのだけれど…

中でも沖田さんはほんとうにたくさんの引き出しをお持ちの方でした。その沖田さんの実践されている件。

エフェクタに006P型のニッケル水素充電池を納めてしまって、使わないときはACアダプタを挿してトリクル充電、使うときだけ外して持っていく

というもの。7セルの006P型だとちゃんと9V得られるンですな。電池の交換にエフェクタのネジを開けなくていい! 使うときは完全DCだからリプルによるハムもない!

少ない電流を流しっぱなしにして充電することになる。太陽電池でもいいかもしれない。充電池を使い切った状態からの充電には時間がかかる(数日、とか)が終われば満充電をキープ。平日に充電して休日に使う、とかね。

すばらしー! と思ったのでさっそく秋月に通販をかけた。今度やってみた結果をお伝えしようと思います。


だがちょっと待て。昨今メーカ品の充電池の事故がいくつか見られるなかで、ブログで安易にお勧めしていいものだろうかと考えた。ニッケル水素充電池 といっているのに リチウムイオン充電池 を繋いでしまって爆発させる人が出てくるかもしれない。繋ぎっぱなしにすればトリクルでも過充電になるのは変わらず余分な電力は電池の化学反応によりガスを発生させるが、最近の電池の性能に甘えてこのガスを吸収してもらっているわけだし。あるいはギターを繋ぎっぱなしにして過放電させてしまう人もあるかもしれない(そして電池にはメモリ効果、7セル直列だし)。エフェクタの消費電流と使用の頻度をある程度押さえておかないといけない。

そういうわけで安易に充電回路を描くのは避けようと思います。「新機軸」と銘打っておきながら恐縮ですが、上記の記述からわかる人だけ試してみてください。

ありまありま2008/10/24 00:16やります!!

ChuckChuck2008/10/24 05:42やりましょう!

analoganalog2008/10/24 09:44そうか!内蔵型か!。006P型ニッスイを普通に充電して入れ替えて「ネジ面倒だなぁ」とは思ってましたが…。頭固かった。自分用でないと危険な香りもしますね。

takedatakeda2008/10/24 20:49んー、過放電とか言うと聞こえはいいけど、スイッチ入れっぱなしは、にちじょーちゃめしごとだからなあ。
秋月のページでは、過充電で、加熱変形とかかいてあって、ちょいとびびったんだけど、爆発まで行くのかしら。
インジケーターとかもツエナ使ってきちっとやった方がいいのかな、なんか、ちょっと、腰が引けてきたー。

ChuckChuck2008/10/24 22:19ニッケル水素ですし、爆発まではいかないでしょう。秋月 7セル 006Pのデータシートによれば「20mAで1年間充電して顕著な変形は無い」とのことでした。

ChuckChuck2008/10/25 17:32ニッケル水素充電池(7セル 200mAhと6セル 300mAh)と定電流ダイオードが届きました。現在バラックで実験中。
太陽電池モジュールが品切れだったのが残念です。

ffffff2008/10/27 01:06モノによってはできれば充電中に回路へ電流を流さないようにしたい。それがなければ部品ひとつ追加でokなんだけど、たぶん。

ChuckChuck2008/10/27 06:59そうですね。この件、もうちょっと書きます。

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2008-07-10

気になるセンサ

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doggieさんところでデモってるCapSense はPSoC で実現できる模様。さらっとCapsenseしてみた:doggie’s blog:So-netブログ

あと、最近秋月で取り扱いを始めた照度・周波数変換フォトICも気になる。照度・周波数変換フォトIC S9705(2個入)

houshuhoushu2008/07/10 09:30照度周波数変換IC面白そうですね。そのままテルミンになりそうです。周波数調整はセンサの隠し具合でできるかなあ。学研大人の科学シンセの入力にも最適?

ChuckChuck2008/07/16 09:03学研シンセの入力レンジは可聴域でしょうから、暗いところで使うなり分周するなりして使えそうですね。

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2008-06-11

多機能CODEC LSI

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最近秋月で取り扱い開始となったこのLSIだが、「MP3デコーダ」という字面だけ信じて軽く見ていたのだけれど、d:id:pcm1723さんのこれらの記事を読んで、知り、そして驚いた。

VS1053b ― Ogg Vorbis/MP3/AAC/WMA/MIDI AUDIO CODEC

各種オーディオ・ビットレート・リダクション・フォーマットの再生ができるらしい、MP3だけじゃなく、WAVもWAVも。もちろんCODECというからには入力側もあって、マイクやライン入力をADPCMにしたりとか。

なにより驚いたのがMIDI。GPIOを2本固定して立ち上げるだけで、GM1のシンセになるらしい。UARTからデータを突っ込めばいいのかな。

これで700円。さっそく48pin 0.5mm足の変換基板を買いに行かなくては。あ、LSI本体もね。ちょっとハンダ付けに慣れた人でないと変換基板に取り付けるだけで難しそうではあるけれど。

しばらくはpcm1723さんのプロジェクトから目が離せませんね*1

ところで

ところで最近MP3/WMAプレイヤのキットで1,980円というのを値段に釣られて購入した。最近WEBラジオを良く聴くのでWMAも再生できるのが嬉しかった。メディアはSDカードとUSBメモリ。USBがHDDもサポートするかどうかは試したことがないので不明。あとでオプションを買っても4,000円足らず。今では最初から全部入りのフルキットも出ていて3,500円で、こっちのほうがお得かも。

基板は全部組み立て済みで、コネクタケーブルにジャックをハンダ付けするだけで動いた。たまにハンダ品質の悪い子がいてちょっと手直しが必要になることがあるかもしれないけど… 現在箱入れを検討中、枕元プレイヤ仕立てで。

*1:ひとまかせかよっ>自分。

takedatakeda2008/06/11 23:03これ5台ぐらいかってきて、別に鍵盤のスキャナ書いて、メロトロンのMP3版ってのだめ?
鍵盤分全部買わないとメロトロンじゃない?

ChuckChuck2008/06/12 09:14やはり88個用意して… いやそれよりもデータのほうはどうします?
いや、それよりももっと大きな問題があります…

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2008-06-02

Dr.Oからの手紙

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知り合いから質問のメールをいただいてお返事したのだけれど、当ブログ的なネタだったのでこちらにも掲載します。


Chuckさん、こん○●は、Oです。

アナログ入力をもったデバイスについて教えて頂けますでしょうか。

実は、「オーディオ帯域(どこまで必要か不明)をキャプチャしてみて分析する」ということをやってみたいと思っています。あ、仕事ではなく、自主トレで。

キャプチャするだけのユニットを作ろうと思っているのですが、SDカードのファイルシステムまでサポートした1チップマイコンというのはあるのでしょうか。作ったデバイスからSDカードを抜いてパソコンに挿せばすぐにデータを見ることができる、ということを狙っております。

Googleで探したところでは、見つけられなかったのですが何かご存知でしたら教えて頂ければ幸いです。

どうもです。

ちゃんとしたSDカードはライセンスがきついので、同じ媒体でMMCですね。

自分が見ている範囲ではCDクォリティ(44.1kHz, 16bit, ステレオ)のリニアPCMをMMCで記録再生している自作品を見たことがありません。製品ではありますね。個人的にはBOSSMICRO BRというのを使っています。MP3プレーヤなら自作も多々あります(関係ないけど、最近1,980円のMP3/WMAキットを買いました)。

ハードウェア的にはSPI(3線式シリアル)、ファイルシステムはソフトウェアで実装されますので、言語処理系まで含めたワンチップマイコン環境と云うことになると思います。

知っている範疇では、AVRだったらBASCOM-AVRです。わかりやすいサイトがありました。

PICはライブラリを充実させる戦術なのでなんかあるだろうと探してみたらFILE I/Oライブラリというのがあるようです。

どうせファイルシステムにライブラリを使うのならメーカー製だろうが、オープンソースだろうが違いはないでしょう。ということで以下のものがお勧めです。


ただ、MMCカードの転送クロックが最高20MHzで、マイコン内臓のSPIペリフェラルのバッファは1から2ワード程度でしょうから割り込みが頻繁すぎてファイルシステム処理を動かすのがきついかも知れず、内蔵SRAMのでかいワンチップマイコンを使用するか、ハードウェアサポートでバファリングする必要があるかもしれません。ハードを作れば96kHzサンプリングもいけるかも?

リニアPCMをマイコンを使ってSDカードに書こうとされている方もいらっしゃいますが、そのままで1.4Mbpsはつらそうに見えます。

再生側になりますが、先のMMCファイルシステムの製作者はMMCに記録された波形を使ったDDS方式ファンクションジェネレータを製作されています。この場合もMMCから直接信号を出力せず、一波形分をいちどSRAMにダウンロードしてそこから出力していました。


こんなところですが、参考になりそうな情報はありますか?

手元で積読になっているCQの昔のFPGAでMMCコントローラを作るのは面白そうです。


ちょっとサポートハードが必要そうだけれども、リニアPCMレコーダを個人が作ろうと思えば作れそうなところまで環境が整ってきていることに絶望したっ! あれ?違う。感動したっ!

suikansuikan2008/06/02 10:10DWM先月号付録は2000円追加すると、SD/MMCアダプタをつけられます。で、ST Microの簡易FATライブラリがついています。PCじゃ無くてLinuxで読むのなら、単に最初のセクタから書いていくってのも手だと思います。

suikansuikan2008/06/02 10:11あと、IF誌のFRマイコンはUSBホストがありますね。大容量ファイルシステムのソースがあるかもしれません。

ChuckChuck2008/06/05 08:18なるほど、速いマイコンならそのままいけちゃう可能性も高いですね。suikanさん、どうもありがとうございます。Dr.Oにもフォワードしておきました。

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2008-05-30

「ノイズ取れました。」

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スイッチング電源が勢力を伸ばしている昨今。いや変換効率を考えると勢力が伸びるのもよくわかるし、ジャンク屋とかハードオフとかいくと安くたくさん売っていたりするので、エフェクタに利用できればなーと考えるわけですが、「スイッチング」というだけあってパタパタさせていてそれに応じたノイズが出てくる電源アダプタも多くて、ディジタルならまだしもハイゲインのファズ・エフェクタにはちょっとね…という考えもあったり。

ノイズの気にならないアダプタに出会うこともあるかもしれないけれど、多くは電源デカップリングしてみてノイズが低減すればラッキーぐらいの使い方かもしれない。

もう少し積極的にノイズ低減しようという記事が先日のトラ技の付録小冊子にあって、

  • スイッチング型ACアダプタから低ノイズの電源を取り出す回路
トランジスタ技術 2008年5月号 - 電音の工場ブログ - E-Musicグループ

ノーマルモードのフィルタでは取れないスパイク・ノイズをコモンモードのフィルタで低減させて、電圧のスイッチング・リップル成分は三端子レギュレータで安定化させることで低減させましょうという方針の回路。

ネタだけ振って寝ただけだった筆者と異なり、@りまさんが実験してくれました!

結果、見事にぶーノイズが消えました。

やったね!いけまっせ(←いや、当たり前なんでしょうけど)。

404 Error - FC2ブログ

@りまさん、GJ! すばらしい。

使用したアダプタや環境や負荷の状態によっていろいろあるのかもしれませんが、これはぜひ試してみたいところです。

私は三相コーラスに入れてみようと思います! みなさんも実験してみませんか?

geniegenie2008/05/30 13:45身の回りにはDC出力9〜12Vくらいのアダプターがごろごろあるのですが、いざDC5Vで動く小さなロジック系ボード用の物を探そうとすると意外と手持ちに無いんですね。それで、この間パーツ箱の中にあった三端子レギュレーター7805を使ってコンバーターポッド(約0.6×2×4センチ)を作りました。入出力直結にしてしまったので使いまわしは効きませんが、ユニバーサルな形にしておけば便利そうです。

gangan2008/05/30 20:43Analog2.0の電源も同じようなアプローチです。コモンモードフィルタはいれていませんが。
んでんで、タイムリーにも、Make Japan にこんな記事が出てました。
http://jp.makezine.com/blog/2008/05/breadboard_power_supply_h.html

やすだ(や)やすだ(や)2008/05/31 07:11コモンモードチョークコイルのフィルタは効きますね.
スペースが有れば、ノーマルモードをπ型にして追加すればイイです.

最近は、チップ化が進んで、使いづらくなりましたけど.

takedatakeda2008/05/31 15:51はいはい!もー、「みなさん、ご一緒にっ!」とか大好きだし!
http://www.aleph.co.jp/~takeda/radio/takedanote/vol8.html
Analog2.0の電源の実験のお手伝いをしたときのデータ。
まだ準備中というか、実験しなおしだろうなと思いつつだけど。

@りま@りま2008/05/31 21:27いやー、ども。遅れ遅れでお恥ずかしい限りっす。
三端子レギュレータのみ、コモンモードチョークのみでも実験してみたいです。
片方のみでどないなるか!?

ChuckChuck2008/06/02 07:17コメントありがとうございます。電源小物として仕上げて検討用に使いまわすのも良さそうですね。
回路内ではなくて、遠くのどこかがノイズのグランドになっているということなので、部屋の電灯線スイッチON/OFFノイズも低減できるとさらに嬉しいですね。
コモンモードチョークの入手性も含めて記事に期待してます~

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2008-05-16

実装案メモ

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今回のTR909用CPUボード、DACがたくさん載っていることから既に皆さんお察しかと思いますが、コントローラのATmega128ではMIDI-to-Triggerにとどまらず、その大容量を生かしてPCMデータを抱えてこれを再生しようと考えております。

analogさん基板を利用するのでハイハットはこちらにお任せとし、今回対象としているのがRIDEとCRASHでそれぞれ32Kワードのテーブルを持ち、これらをマイコンからパラレルDACで出力しようというわけ。

オリジナルでは振幅方向にエンファシスのようなコンプレッション処理をされた1ワードあたり6bitデータがROMに収められていて、CMOS発振回路で周波数可変のクロックを発生してカウンタを回してROMのアドレスにした上で、カウンタ値上位をD/AしてそれをCVVCAデエンファシスエクスパンジョンするような形で再生波形を得ている。

そういうわけでオリジナルではピッチ可変でRIDEとCRASHを再生できるのだけれども、マイコンでクロック可変は難しい。どうせ出力レートはタイマ割り込みなんだから割り込み時間を制御すれば良いと考えてみたら、16.9344MHzで32kHzは529ck。1/2~2倍ピッチぐらい可変しようとすると厳しい側では264ckぐらい。264ckでテーブルから引いてきてDACに送るとなるとちょっとつらそうだし、ピッチによって他の処理が割を食うし、RIDEとCRASH独立コントロールはさらに難しいし、ということで出力レート固定でテーブルポインタを位相アキュームレータ方式で更新する方法にすることにした。と、日記には書いておこう。

あとは割り込みサービスルーチン内で位相の算出・テーブル参照・DAC出力 をすると重いので、割り込み部と実演算部とを分けてセマフォで同期を取ろうか*1、しかし位相アキュームレータはたぶん32bitぐらいになってアトミックじゃないので要所で割り込み禁止を入れたりしないと…

いやそれ以前に各音源のVelocity値をシリアルDACに送るのに使うTWIが初体験なのでドライバを書かなきゃいかんだろう、とかやること目黒のサンマもとい目白押し。


さらにはオリジナルには無いチョーク奏法というほどでもないがシンバルの発音途中で音を止めるようにしたいなぁとかハイハットのフットクローズはできないものだろうかとかいう野望系もあったり。こちらはどう実装するかまだ考えていないのだけれども。

*1:言ってみたかっただけ。実質はフラグ

geniegenie2008/05/16 18:43ぐわーん、やっぱり・・・。大昔にクロック1MHzのApple][で8ビットのサンプルを使ったドラム・シンセがあったくらいだから、16MHzのATmegaでやれないことは無いでしょう。

ChuckChuck2008/05/19 07:17へっへっへー。しかし複数の機能を盛り込むため、ソフトウェアの構成に苦慮しています。

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