電音の工場ブログ

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2014-01-12

CV位相可変アンプ

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HA12022コンプを作ろうと考えていたのだけれど、手持ちのコンデンサがミートしなかったのでパーツの買い出しを計画するところから仕切り直しとして、以前から気になっていたアンプを実験することにした。

Moogのコンボシンセあたりによく付いている、CVを-1倍から+1倍に変化させるアンプである。

前にミキサのヘッドアンプを勉強して、アッテネート(減衰)からアンプリファイ(増幅)まで連続可変にする方法は勉強したので、今回は位相を含めて連続可変する取り組みということになる。

原理としては反転アンプと非反転アンプを重ねあわせて構成することになるのだけど、ちょっとゲインの式が複雑。

G = - \frac{r R_3}{R_1 (R_4 + r)} + \frac{R_4 (R_2 + R_3)}{R_2 (R_4 + r)}

表計算を使って、トライ&エラーでいろいろと変えながら値を決めたのだけど、変化域を追い込もうとすると、それなりに定数センシティブだったので、合成抵抗にしてE24系列にない値とか使ってます。

この値で、-1.33倍~+1.33倍で、0倍になるのが直線変化のVRを使った時に 34%ぐらいのところ、となった(表計算ソフトで試してみてください)。

シンセのモジュールにして実用する場合は1倍になるように頭でアッテネータ入れたり、CVミキサを入れたり、変化が直線ぽくなるように可変抵抗のカーブを吟味したりするんじゃないかと思うのだけど、まずは素なところを組み上げてみました、ということで。


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http://pbs.twimg.com/media/Bdr1W9JCAAEggpe.jpg

http://twitter.com/dennon_no_kouba/status/421919289965178880


参考文献

三谷政昭, 『IC回路技術基礎講座 NO4 アナログICの応用回路』 IC回路技術基礎講座企画委員会, 2008, パソメディア研究会

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