電音の工場ブログ

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2012-11-15

アナログシンセビルダーズサミット2012出展

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11月10日武道館ライブ!じゃなくて隣の科学技術館にて催されたアナログシンセビルダーズサミット2012は盛況のうちに終わりました。

すげー参加者多かった。みんな積極的に見てた。みんなとお話できなかった。その日朝から体調崩してて自身のノリが悪かった、懇親会も欠席。といった感じでした。

なんとか今回の自分の展示物の写真を撮ることができたので以下に示す次第。


Bassboy

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大きめの写真

小野さんから譲っていただいたBassboyをケースに入れました。サミットに持って行く前に落として割ってしまいました。

ワンチップマイコンによるモノフォニック・ベース・シンセサイザーです。MIDIコントロールチェンジで音色が変わりまくります。

次はこれ用のコントロール・サーフェスを作らなくてはなりませんな!



展示したシンセ

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大きめの写真

去年も出したRJBさん設計のESM-2を箱入れ(ケースはタカチのFC-5-20-20)したもの。一昨々年はこんな姿でした。

なにかアナログシンセも持っていかなくてはと思ってチョイスしたのがコレ。ていうか、A’とか12Uスーツケースシンセとか重いんだもん。大塚さんシンセは未だ直していないし…



今年の新作 ― ボコーダ

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大きめの写真

回路はまんま沖田ボコーダです。自作&操作術'81 に載っていたアレ。

以前凶器エフェクタの会 第4回セミナに行った時に動態保存(参考リンク:かずさんの当時の記事写真)されていた、沖田さん作のボコーダを聞いて「いつか作りたい」と思っていたものが加速された*1

バンド数を増やして(10→14)、バンドパスフィルタ(BPF)小基板でバッファを入れた以外は沖田さんのボコーダ回路そのままになっている。

本当はバンドごとのレベルコントロールを電子ボリュームでやる、とか、スペアナ表示をA/D変換して取り込んでマイコンで、といった構想を広げていたのだけれど、ここのところ工作に集中できる時間が少なくなってしまっていたため、部分的に試作→音出し→少しずつ増築→合体して音出し→周辺作ってなんとか形になったという段階で止めて、この状態になっている。マイコンの投入が間に合わなかったため、期せずしてこの状態でオールアナログ・ボコーダになっている。


工作は以下の様な段階を踏んだ。

  1. バンドパスフィルタ部を半分作る
  2. もう半分作る
  3. 他のバンドも少しずつ作る
  4. マイクアンプ部→レベルインジケータ
  5. 楽器アンプ部→レベルインジケータ
  6. 簡易筐体作る
  7. VCA
  8. 合体・サミングアンプ
  9. 分析合成フィルタ前後のコンプレッサ・エキスパンダ回路
  10. 子音ゲート回路、子音サミング回路
  11. 最後に泣きながら14バンド分(LED140個)のレベルインジケータを組み立て…

その都度、音出し確認しながらね。

構成要素12枚の基板は蛇の目基板ですべて手組みしていた。サミットのプレゼンで、「手組みははやいのです」と言ったら「ない、ない」「プリント基板を起こしたほうが速い!」とみんなに突っ込まれていた。

確かにP板をおこすほうが完成までの時間は短いのだけど、でも手組みはとりあえず音が出るまでが早いのです。音出ししながら増築する作り方だったので、P板を起こす工程をうまく入れ込めなかった、ということで!

まだまだ道半ば。このままバラックで終わらせるつもりはないので箱入れ完成を目指そうと思う。電子ボリュームは入れよう。スペアナ表示はLEDのほうが受けは良さそうだが、消費電力を考えるとLCDのほうがいいだろうなぁ。


サミットレポートリンク


*1:加速されても4年ぐらい掛かっているわけだが