電音の工場ブログ

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自作エフェクターシンセサイザ製作のネタや開発覚え書きなど、筆者の電音活動を記録しています。お探しの記事が見つからない方は、検索カテゴリ一覧をご利用ください。

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2011-01-01

この先、十年の計

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新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。


昨年はなかなか製作時間が取れず、当ブログの更新も滞り気味でした。年越しの宿題もいくつか抱えている始末。年が変わって心機一転、製作と更新に邁進する所存で…とか思うわけですが、無理でしょう。

いやー、返す返すも昨年はなかなか時間が取れず奪われ、そんなに病気をした気もしないが体力は追いつかず、最近は0.5mmもちょっときつい、そんな今日この頃、ペースアップを望むべくもない。なんか新年から暗い記事だな。

考えてみれば趣味の電子工作・エフェクタ工作を始めたのが30数年前、再開して10年ほどになるわけですが、再開というのは途中ブランクがあったりしたということを言っているわけですけれども、しかしそれはごく自然なことで、そしてそういうことは電子工作に限った話ではなくて、私の別の趣味のクラシックギターであっても習ったりブランクしたり先生についたり自主練期間があったりしているわけだし、いや趣味だけでなく仕事であってすら一所懸命やったり力抜いたりサバチカル的に海外逃亡を計ったり上から見てみたり下に降りてみたりということがあって、まぁ要するに仕事にあってさえいわんや趣味においておや、山あり谷あり緩急あって然るべきという中にあって、ここ10年の私の中のエフェクタシンセ自作熱というものは、ちょうどインターネットの普及期と重なることに伴い多くの人々との交流*1を得るかたちでもって継続してきたと言えるのではないかと考えるわけです。

ブログを始めたのが2004年3月、WEBサイトを始めたのはもうちょっと前だったように記憶しています。ところどころwikiになっていたり、ブログもたくさんあってホームブログはどこ?と聞かれたりするものですが、一連のWEB上の活動の目標は一貫しているつもり。

開発して作って売ってビジネス、ビジネス」というのは軸が違う。頒布をしないわけではないけれどそれは自らハックするための人のためのものであって、自称アーティストの「オレはアーティストだぜ、お前作れや」みたいなのはお断り申し上げている次第。「昔懐かし稀少部品ゲットだぜ」「これでオレだけのガジェットを作るぜ」「こんなもん作ったぜ、すごいでしょう」というのも目指すものとは違う軸だったりする。フォローし得ない自作はちょっと違う感じ… 量産するわけじゃないけど*2。そのセンで言うと「作って笑わせて一発芸」というのも違うわけだ。

ひとことで言えば啓蒙とか教育、いやその語を使ってしまうと偉そうだが別に上から目線を落としているつもりはありません。取り組みの成果物として言うならライブラリとか定番回路とかミドルウェアとか回路の出来合いブロックとかそういうのをヨシとする考え*3。もちろん分かりやすくするためにはアプリケーションも必要だろうけれど、より下ネタ(したねた)指向。取り組みの姿勢で言えば、みんなで幸せになるためのネタ出し、恥晒しを通して多少なりとも誰かしらの参考になれば良いというそんな立ち位置を目指しているのです。

しかし昨年顕著だったようにどうにも自分の取り組みの密度が低下しているわけです。やりたいネタを思いついても時間がない、解決したいテーマがあっても掘り下げるだけのスキルがないなどのハードルが年々高くなってきている気がします。

そこで、これまでもそうだったけれどこれまで以上に、情報を流通させるべくメディアミックスチュアを行うことを心がけようと思います。twitterで拾ったネタをtumblrに、集めたり考察を加えてブログに、ブログでは(様々な要因で)自分でできないとしてもネタは出す、そんな風に自分だけではなくいろいろな人々の取り組みやその成果物の露出の度合いを高められていくといいのではないか。しかしこれだけ書くとベイパーメディアムになってしまいそうだが、手を動かすことを旨とするファンダメンタルとして、そういう活動をこの先10年のレンジで行っていこうと考える元旦でありました。


昨年はなかなか製作時間が取れず、当ブログの更新も滞り気味でした。年が変わって心機一転、製作と更新に邁進する所存で…というのは無理で、おそらく昨年以上に滞るおそれすらあります。ということで生暖かく見守ってください。

*1:ブログ・掲示板等WEB上のみならずアナログシンセビルダーズサミットは10回を迎え、凶器エフェクタの会のセミナも不定期ながら盛り上がれば開催される状況にあります。

*2:もっとも時代による部品の調達性の違いはでてしまうだろうけれども

*3:そういえば最近OpenCVなる画像処理ライブラリがよく使われているけれど、20年前に画像処理系の研究室でよく作っていたよね的な

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