電音の工場ブログ

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自作エフェクターシンセサイザ製作のネタや開発覚え書きなど、筆者の電音活動を記録しています。お探しの記事が見つからない方は、検索カテゴリ一覧をご利用ください。

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2011-01-311月のリファラ このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

睦月の製作

この先10年の方針を呟いて、発掘されたブレッドボードの部品を移植したり、PSE01の集合BBDモジュールミキサの妄想を吐いていたら、BBDのドライバがワンチップマイコンでなんとかなりそうになって考えたりしていました。

その一方で部屋を整理しようとしているのですが、試作品の処分にあまり引き合いがありません。

そんな1月。

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2011-01-30

BBDドライバ w/ LFO さらに

| BBDドライバ w/ LFO さらに - 電音の工場ブログ を含むブックマーク はてなブックマーク - BBDドライバ w/ LFO さらに - 電音の工場ブログ BBDドライバ w/ LFO さらに - 電音の工場ブログ のブックマークコメント

ATtiny25/45/85内蔵のTimer1を使い、分周器のついた8bitのカウンタをPLLクロック(64MHz)で動かして、15Hz~16MHzまで矩形波生成できることがわかった(速報 - 電音の工場ブログ - E-Musicグループ)。さらに検討を進める。


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2011-01-29

速報

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ATtiny85 で 15Hz ~ 16MHz の矩形波生成を確認した(うちのオシロだと16MHzは鈍っているが)。二相のパルスが出力でき、さらにデッドタイムも付けられることも確認。しかもこれらはペリフェラルだけで出来て*1CPUはまるまる別のことができる。これならじゅうぶんBBDのドライバになると思われる。

あとは実際のコーラスフランジャに適用するなら Frequency / Depth / Manual と 生成パルス幅 とのマッピングを考える必要があります。

*1CPUが止まっていてもOK

おーつかおーつか2011/01/30 16:21素晴らしい!!
せっかく作っていただいたアンチログ出力付きLFOですが、これに期待して、組み込みはちょっと待ちます。なんつってもドライバが不要になるのが魅力!
16MHzまでは要りませんよ。多分BBDは動かんでしょ、高すぎて。
これまでの機材では、BBDクロックの最高は1MHzでした。だから2MHzくらいまで、矩形波がきれいに出れば、まったく問題無しです。
2MHzならナマらないですよね?
嬉しいな嬉しいな、っと。

ChuckChuck2011/01/31 11:54どうもです。1MHz、2MHzはしっかりした矩形波でしたのでイケルと思います。あとは揺する値範囲と揺すり方をどうしたものか…

2011-01-26

BBDドライバ w/ LFO

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BBDドライバ with LFO が、机上検討ではなんとなくいけそうな気がしてきました。


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2011-01-25

ミキサ

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ちょっと前にこんな記事を書いた。YAMAHA PSE01エフェクタを集合させるシステムボックスが欲しいという話である。

しかしその中身は、と考えるとトポロジが決まらないので先に進めない。エフェクトの順序入れ替えやマトリクスなどを投入すればそれはミキサのような何かだと思われる。

ところで筆者はエフェクタを弄る一方でアナログシンセもいじっているわけだが、常々気になっていたことがある。

作ったアナログシンセをデモするときに自作のパワードスピーカに突っ込んで音を出すだけ、なのである。シンセを複数系統で音を出そうとすると(今のところうちの機械は重いんでなかなか機会がないが)、10Vppの世界で(すなわちアナログシンセのモジュールで)ミックスしたものをやっぱりパワードスピーカから音にすることをやっている。

エフェクト掛けにくいじゃん、ギターやマイクや伴奏をミックスしたいじゃん

つまるところtakedaさんのこちらの記事 beatnic.jp : ページが見つかりませんでした を読んだらなんか異様にミキサを作りたくなってしまったのである。4chぐらいでいい。PSE01集合ボックスの敵をミキサで。

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おーつかおーつか2011/01/25 12:49ブロック描いてると夢(妄想)は際限なく拡がり、収集がつかなくなってしまうのです。経験から。
どこかでスパッと割り切らないと実製作に入れません。経験から。
恐怖の角穴! 私は逃げます。
レベルメータは無くてもいいかも(必要なら後付)。シグナルインディケータとピークLEDだけでどうにかなりますよ。
でも、面白そう。期待してます。

ChuckChuck2011/01/26 07:45おーつかセンセ、コメントありがとうございます。
「際限なく拡がり」← ちょっと考えてみただけで理解しました。ミキサの構想は楽しすぎる。楽しみすぎると実装は苦しすぎる… 
きっとおそらく各種表示用にキャラクタLCDを付けると思いますので、そこにソフト的には2~4chレベルメータは載せられると思います。LEDのほうが視認性がいいとか RMSコンバータどうするとかいう課題はありますが…

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2011-01-24

部屋の整理→試作基板の処分

部屋の整理→試作基板の処分 - 電音の工場ブログ を含むブックマーク はてなブックマーク - 部屋の整理→試作基板の処分 - 電音の工場ブログ 部屋の整理→試作基板の処分 - 電音の工場ブログ のブックマークコメント

今回は、こちらにも書いたように、大々的にやっております。今回は第二弾。第一弾のEIAラックもの、ChuckのMIDI FX SW'er (自作のスイッチャ) + Chuckのアナログ・マルチエフェクタ (アナログマルチエフェクタ)も引き続き募集中です。

以下の試作基板等々をダータでお譲りします。ていうかもらって下さい。でも送る場合、送料*1はご負担ください。

可能な限り設計・製作情報を付けます。時間と元気があったら動作試験までしたいところだけれど必ずしも約束できません、ごめんなさい。

3月末が期間期限の目処ですが、圧力が掛かったら早まるおそれもあります。

2011/1/30追記

ほとんどお申し出がない&諸事情により、「2月11日まで」に期間を早めました。


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*1:手渡し、送料着払い送付、切手、paypal、アマゾン、iTunesギフトなど応相談

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2011-01-20

555 VCO動きました

| 555 VCO動きました - 電音の工場ブログ を含むブックマーク はてなブックマーク - 555 VCO動きました - 電音の工場ブログ 555 VCO動きました - 電音の工場ブログ のブックマークコメント

先日の件。

f:id:Chuck:20110114071341j:image

(中略)

今回の回路もおおもとは山下シンセであり、聞いた話を総合する限りでは この回路にCMOS版555 を用いると生じる現象なのではないかということに現時点でなっている。確かにLMC555を使用している。

ではバイポーラに差し替えを、と思ったら手持ち部品が切れていた。

移植 - 電音の工場ブログ - E-Musicグループ

回路はtakedaさんこちら→no title


現在部品や試作基板の整理を進める中で発掘されたAMS-100、そのEGNE555を認めたので差し替えてみた。マウント済みのLMC555は、先日購入したステーション型のハンダ吸取り機を使ってサクっと抜けましたですよ。

で、差し替えたらあっさり下まで発振した。完了。

いや、いや、いや。

このVCO基板―ブレッドボードで実験したけれどそのまま3年間忘れて放置してたら秋月からいい感じの基板が出てきたのでハンダ付け実装してみたはいいけど上手くいかなかったもののCMOS555をバイポーラに換えたら動き出したところで入力CV加算器もオクターブ調整機構もないこのVCO基板―をどう処遇したものか、と。

  1. 温度補償機構のない Chuckの5Uモジュラ・シンセVCO基本部の差し替え
  2. 発振周波数を低い側に設定してVC-LFO化してモジュールのひとつに
  3. 独立した発振冶具にする

こんなあたりを考えてみた。

ここんとこMIDI-CVとか作っているので3番あたりがいいかなぁと考えるに、最近の趣味の電子工作や電音活動においては外で動かして見せるようなシチュエーションが増している。秋葉原のファミレスで、横浜のビアホールで、巣鴨の貸しオフィスで音を出し、波形を確認したい欲求が高まっているわけだ*1

この±15Vで設計されたVCOを外に持ち出すことはできるのかっ

要するに電池駆動って話ですよ。

最近エネループが手元に充実してきているので、

  • USB給電型ブースタ(5V)→《DC-DC》→±15V
  • エネループ4本→《DC-DC》→±15V
  • エネループ2本→《DC-DC》→5V→《DC-DC》→±15V

というのは有りや無しや。

んではそもそもこのひと電流はどんだけ食ってるの?ということで測ってみたら、

電源系統消費電流
+15V系1.6mA
-15V系10.6mA

ってところでした。-15V系の消費電流が大きいのは発振の基本部だる555をGNDより下で使っているからだね。

秋月で売り始めたこのあたりで賄えそう。

次の秋葉原行または秋月通販便で買ってみて、試してみましょう。

*1:ひとさまの迷惑にならないようにしましょう

2011-01-19

BBDモジュール

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シンセ用にBBDモジュールをいつか作りたいと考えていて、ここのところBBDに気が向いたのであらためてデータシートを眺めている。とりあえずターゲットは MN3007(1024段BBD)。家にいくつかストックがあるので。

コーラスにするというよりは微妙に遅延させた波形を加算してフィルタ的な色付けをすることが目的で、どういう回路がいいのかいまのところ検討もつかない。というわけでよく見る回路よりもぐっとシンプルにして、まずは遅延部分+制御部だけで実験してみるのでいいのではないか。最終型でも、

  • 前後のアンチエイリアシングフィルタは無し、あるいはモジュラシンセなんだからVCFを使えばいい
  • 原音ミックスやフィードバックも外にミキサをつければいい

ぐらいに割り切りたい。

ちなみに-15V電源のBBDでも入力信号は 1.5Vrms までという仕様なのね。シンセの波形ならレベル調整しないと… その割にはVo―Vi図では-10dBm~+10dBmまで入れてて、+7.5dBm過ぎたあたりから歪んでいるご様子。なるほど、BBDで歪ませろと…(言ってない)。


それはそれとして遅延量は電圧制御したいところだ。

そうなってくるとドライバLSI MN3101 を電圧制御で使うのだろうけど、これもまぁ探せば回路はあるはず…

と、BBDの参考書についてはその昔記事を書いたことを思い出した。

  1. BBD回路リソース - 電音の工場ブログ - E-Musicグループ
  2. BBD回路リソース (続) - 電音の工場ブログ - E-Musicグループ

とくに後者は強力*1。これらの本さえあれば勝てる、じゃない書ける(回路を)。なければオークションで、オークションで負けても図書館で。

他にもこんな記事も。

MN3101 は出力の二相クロックのデューティもいい具合に調整されているらしいという話も聞くのでドライバにはMN3101一択!(MN32xx系BBDにはMN3102ね)って感じなのだけど、マイコンで出来ないものかなと。

先日おーつかセンセにお渡ししたLFO(LFO for FX 完成 - 電音の工場ブログ - E-Musicグループ 参照)もBBDドライバを揺するためのものだったわけで、LFOBBDドライバを一体化できてしまったらいいのになぁと思うわけです。

CPLDとかハードウェアの分周器を使う手もあるがここは一般部品率を高めたいので、例によってしばしば使うマイコン、ATtiny85でシステムクロック16MHzとするとして、MN3007の動作条件の10k~100kHzということであれば、800~80クロックに1回ポートをトグってやればいい計算になる。LFOの更新処理をゆっくりとやれば80クロックに一度割り込まれてもまぁなんとかなるかなぁ… 100kHzよりも倍・4倍速いクロックパルスでBBDをドライブするとなると難しくなってきそう。クロックの振幅も15Vスイングしないといけないようだし。

とりあえずBBDモジュールを作る際にはマイコンドライブも視野に入れることにするか。

*1BBD関連記事の著者は第8回アナログシンセビルダーズサミットにお見えになった初恋天使さんです

analoganalog2011/01/19 13:11LFOとdriverがマイコン化されるとflangerも相当シンプルになりますね。3207でチャレンジしてみたいです。

おーつかおーつか2011/01/19 14:18BBDクロックは1MHzていどまで充分いけます。1024段だと最短ディレイ時間は5msでしょ。もっと短くても面白い。
2相クロックは、まあ専用ドライバがいいけれど、普通の50%デューティーでも大丈夫(っていうか、問題なし)。
BBDでキモなのはバイアスだけです。合ってればとりあえず音は出ます。
後段のフィルタは、やっぱりあったほうがいいと思います。波形を見ると卒倒しそうになりますよ。
そうです! どうせマイコン使うなら、BBDの直接ドライブがいいかもしれない。と、また新しいリクエスト?

ChuckChuck2011/01/20 07:13コメントありがとうございます。いつになるかわかりませんが「LFOとドライバでマイコンひとつ」にチャレンジしてみたいと思います。
発振周波数は対数軸で直線になるように揺すればいいのでしょうか。
しかし1MHzの生成となるとグンとハードルが上がりますね。波形生成できてもLFO部が動けなさそう、15Vスイングにするにもオープンコレクタだと1MHzが大変そう…など。遅めのクロックパルスを生成してCMOSの4046でPLL逓倍したくなってしまいます。
まずは単体でどこまで行けるか取り組んでみます。

ChuckChuck2011/01/25 10:56[メモ] Timer1をPLLクロック(PCK)&CTCモードのPWMで動かして、タイマに供給するPCKの分周比 と タイマクリアのトップ値(OCR1C) と コンペア値(OCR1AまたはOCR1B)をテーブル管理して、LFOの周期でゆすりながらPWMしてやれば 10kHz~1MHz が生成できるかも。PWMの波形生成はトグルモードにしてやれば値管理も楽。
しかも OC1A/OC1A_n, OC1B/OC1B_n と二相出力が2系統で、dead timeも付けられる。

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2011-01-17

整理中

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部屋の整理、絶賛進行中であります。

近々、試作基板 や 積み基板 の放出*1をお知らせできることでしょう。


今回はかなり土地を作らなくてはならなくて、8+12U の EIAラックも手放す方向で。

なかに入っている機材はどうするかというと、自作シンセChuckの5Uモジュラ・シンセChuckの3Uモジュラ・シンセ、電源、パッチベイ)は、ゆくゆくは奥行きの浅いEIAラックを作ることにして、今は一時的に移動型12Uミキサケースに避難させました。手元温存します。

FM音源TX802 と 自作のスイッチャ( ChuckのMIDI FX SW'er )+アナログマルチエフェクタChuckのアナログ・マルチエフェクタ )は引き取り手募集中です(スイッチャとアナログマルチはセットにて)。今後の開発資金のアテにしたいと考えています。

ChuckのMIDI FX SW'erChuckのアナログ・マルチエフェクタ はかなり前から募集をかけていますがこれまでのところ応募なく、オークションか次のMake Tokyoイベントでの実演売りあたりを考えたほうがいいのかもしれませんね。持ち出してガンガン使うようなヘヴィーデューティな仕上がりにはしていないので、それなりに分かって使っていただける方が良いのですけれども。

*1:無償、送料はもってね

2011-01-14

移植

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部屋を整理していたらホコリにまみれたソルダレスブレッドボードが発掘された。

f:id:Chuck:20110114071340j:image,left 何の実験していたのだかまったく思い出せなかったが、回路の構成を見るとVCOに見える。しばし思案ののち、ふと、その昔こんな実験をやっていたことを思い出した。

takedaさんの Dual 555 VCO の片方だった(参考リンク:no title)。

かれこれ3年前! いやぁ、記録はとっておくものですね。

んでもって実は最近、秋月電子通商からこんな万能基板が発売になっていた。

片面ガラス・ユニバーサル基板(ブレッドボード配線パターンタイプ): パーツ一般 秋月電子通商-電子部品・ネット通販

http://akizukidenshi.com/img/goods/L/P-04303.jpg http://akizukidenshi.com/img/goods/3/P-04303.jpg

(写真は秋月電子通商のサイトからリンク)

この基板はソルダーレスブレッドボードと同じ配線になっていて、ブレッドボードで実験した回路をハンダ付けして固定化させるんですね。

あまり大きくない回路や回路ブロック、オペアンプ数個程度ぐらいの規模が適当かなと思う。ギターのエフェクタ回路だったら歪やトーンコントロール回路あたりで便利かも。生花にしないかぎりは出来上がりサイズも適当な大きさだし。

ということでさっそくやってみた。

f:id:Chuck:20110114071341j:image

空中跨ぎ配線もあるけれどいい感じに仕上がったと思う。さっそく試してみたら、なんか200Hzより下がおかしい。CVを下げていくと200Hzを切ったあたりからノイジーになって、さらに下げると発振停止してしまう。上はすごく伸びている。200kHz超。ブレッドボードの時の試験が甘かったのだろうか。しかし3年前どうだったかなど覚えていない。

そういえばさらに昔に山下シンセVCOを組み立てた時も同じような現象に遭遇している。

今回の回路もおおもとは山下シンセであり、聞いた話を総合する限りでは この回路にCMOS版555 を用いると生じる現象なのではないかということに現時点でなっている。確かにLMC555を使用している。

ではバイポーラに差し替えを、と思ったら手持ち部品が切れていた。

中途半端なところで一時停止…

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2011-01-11

PSE01、全員集合箱

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前から書いているようにYAMAHA PSE01シリーズのエフェクタを蒐集しているのだけど、集めるだけではなくて使いたくて、それならオリジナルのSB-200に負けないシステムボードを作ろうと考えて幾年月。今年の製作のテーマに掲げて集中的に取り組もうという考えもある。

そこでこれまで出ているポイントを整理してみた。

  • 筐体は諦める。スイッチの劣化が著しいから
  • 基板をマウントし、コントロールは保全してツマミに立ち上げ、内部結線を基本とする
    • レベル・コントロールは電圧制御化する
  • 用意されているCVはすべて活かす
    • 追加可能であればCV制御できるようにする
  • Envelope Follower や 三相など独自のLFOなどの追加CV源も考える
  • スイッチングはMIDI Program Changeでプリセットを呼び出すのを基本とする
  • エフェクトの順序入れ替えに対応する
    • フィルタと歪 など順序を入れ替えたくなる
  • 内部でパラ出力、複数エフェクトチェーン、ミキシング なども考慮する
  • 1枚パネル or モジュラ構成
    • モジュラならID管理とか…

と、このように、どうやって実現したらいいのかというシロモノになってしまった。え?全段マトリクス?

とりあえずグルーピングしてトポロジーを、と思ったがぜんぜん考えがまとまらない。

コレは再びお蔵入りだろうか…

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2011-01-07

『エレキジャック セレクト ― 大人のための実験工作マガジン』 No.1

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以前 出る出る - 電音の工場ブログ - E-Musicグループ に書いたように id:r0r0さんのSuper Edge 2 をおーつかセンセが記事化したものがムックに載りましたよ。12月16日発売。

ただ、エフェクタ自作 が第1義に来ている人たちは電子工作一般に手を伸ばのは躊躇するかもしれないと思う。基板付きとはいえ1890円の雑誌でFUZZの記事がひとつ載っているだけなので… もう2、3個エフェクタの記事があったらなぁ、とか、ヘッドホンアンプ記事がプリント配線基板付きだったらなぁとか思う次第。


ところで、今回の掲載誌が「エレキジャック」ということで少し構えていた。

というのもこちら1こちら2でエレキジャックで検索していただくと分かると思うが、創刊から数号買ったものの、このムックに良い印象を持つことが出来ていない。私は電子工作がしたいのであって、岩塩ランプで癒されたくはないよ… 結局1年(季刊なので4冊)で定期的な購読を止めた。その後『エレキジャック』は購読者ターゲッティングの戦術を変えたのか複数のムックに分派した。

そんな印象ではあるが、大塚さんの記事だし、今回は特集が「大人っぽく音楽で遊ぼう」ということでもあるので、買ってみた。

これは当たりじゃなイカ?

というのが第一印象だった。頭の$69も払って386パワーアンプを作ってしまうような痛い記事もあるが、デスマス口調になって中身は編集者に勝手に削られたらしいとはいえ大塚節のFUZZ記事だし、ぺるけさんの4線式ヘッドホンアンプは共通インピーダンスの問題を提示してくれているし、『エレキジャック』にしてはこれまでのものと較べると地に足の着いた製作が載っている印象だ。エレ工房さくらいの櫻井さんの記事も良いし、NPO法人ラジオ少年の活動も素晴らしい。

その他の製作も、タイマの製作記事は冗長を感じるものの普段の実験や製作の活動が、どの記事も誌面になるまでにさまざまな試行錯誤や実験を経ているものばかりで素晴らしい。その活動は作者自身がWEBサイトにしているようだ。ABCDEFGのefuさんの実験のいくつかが誌面で読める… WEBにはもっとコラムや製作記事がある… この雑誌でABCDEFGのサイトURLを知って良かった… これからはWEBで最新版の記事が読めるね… あれ?

そういえばちょっと前に買った『電子おもちゃをHCS08で作る(マイコンと電子工作 No.3)』もそうだった。筆者の普段のWEB上での活動が誌面になっているそういうムックだった。筆者に敬意を表して買ったのだけど。

(装丁を除いて)雑誌になっている意味はなんだろう?

WEBで必要十分な情報が得られるのであれば雑誌は要らないんじゃない?

先日大塚さんと話すなかでクリアになったのだけれど、やはり雑誌誌面にする中でWEBでは得られない付加価値が欲しいと思う。深堀りだとか関連情報だとか俯瞰だとか新たな視点だとかそういう付加価値。文芸的なおもしろさでもいい。キットや部品屋のタイアップは大した付加価値とは言えない*1

例えば「リスニング・ルームにおけるスピーカの周波数特性の測定の実験―ECMとデジタル・マルチ・テスタで簡単に行う」という記事があって、なるほどECMでも簡易にf特を採れることを示してくれている。しかしその結果の確度が不明だ。それなりに高性能な測定器を出版社の力で借り受けてきてECM+DMMの測定結果と比較をすれば、より客観性を帯びてきて自作をする意義が明確になると思う。

どうでもいいようななんら付加的な情報のないキット製作記事はオミットする。

ぺるけさんの記事もプリント基板であれば自作の敷居が下がって4線式を本当に実験する人がぐっと増えるのではないかと考える。もっとも同サイズの万能基板が付いていたことからなんらかのアイディア倒れがあったのかもしれないが、それならそれで(涙を飲んで)次号に送ればいいのではないだろうか。

こうなってくると「電子工作する人を増やしたい」という目標に対して中途半端な態度がいくつか見受けられる、と気になってきてしまった。

ついでに言えば『CQ ham radio』分派の雑誌は、『CQ ham radio』本誌もそうだけれど、記事の粒度に対して鈍感だと思う。いや、これは「ついで」の話ではない気がしてきた。総合的に雑誌としてのポリシーとか立ち位置に係るイシューだと思う。

編集の奮起を期待する。


とはいえ、自分の経験から言うとCQ出版社は記事の誤りを指摘してもなにも反応のない出版社なので、こういうことを書いても何がどうなるということでもないと思うのだけれど、久しぶりに『エレキジャック』を手に取ったので書いてみました。

*1:出版社の看板のおかげでタイアップが成り立っているという考えもあるかもしれないけれど、部品調達が容易・P板が簡便に作れる・少額決済プラットフォームの台頭 といった条件が整えばいつの間にか個人ベース頒布になるのではないかしら

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2011-01-06

おーつかセンセを囲む会

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「囲む会」って誤変換すると「過去向かい」になるのね。恐ろしい。

今年も1月2日 都内某所ファミレスに集い、怪しい会が催された。イッシューを列挙する。ちなみに前回はこんな話題だった

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2011-01-01

この先、十年の計

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新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。


昨年はなかなか製作時間が取れず、当ブログの更新も滞り気味でした。年越しの宿題もいくつか抱えている始末。年が変わって心機一転、製作と更新に邁進する所存で…とか思うわけですが、無理でしょう。

いやー、返す返すも昨年はなかなか時間が取れず奪われ、そんなに病気をした気もしないが体力は追いつかず、最近は0.5mmもちょっときつい、そんな今日この頃、ペースアップを望むべくもない。なんか新年から暗い記事だな。

考えてみれば趣味の電子工作・エフェクタ工作を始めたのが30数年前、再開して10年ほどになるわけですが、再開というのは途中ブランクがあったりしたということを言っているわけですけれども、しかしそれはごく自然なことで、そしてそういうことは電子工作に限った話ではなくて、私の別の趣味のクラシックギターであっても習ったりブランクしたり先生についたり自主練期間があったりしているわけだし、いや趣味だけでなく仕事であってすら一所懸命やったり力抜いたりサバチカル的に海外逃亡を計ったり上から見てみたり下に降りてみたりということがあって、まぁ要するに仕事にあってさえいわんや趣味においておや、山あり谷あり緩急あって然るべきという中にあって、ここ10年の私の中のエフェクタシンセ自作熱というものは、ちょうどインターネットの普及期と重なることに伴い多くの人々との交流*1を得るかたちでもって継続してきたと言えるのではないかと考えるわけです。

ブログを始めたのが2004年3月、WEBサイトを始めたのはもうちょっと前だったように記憶しています。ところどころwikiになっていたり、ブログもたくさんあってホームブログはどこ?と聞かれたりするものですが、一連のWEB上の活動の目標は一貫しているつもり。

開発して作って売ってビジネス、ビジネス」というのは軸が違う。頒布をしないわけではないけれどそれは自らハックするための人のためのものであって、自称アーティストの「オレはアーティストだぜ、お前作れや」みたいなのはお断り申し上げている次第。「昔懐かし稀少部品ゲットだぜ」「これでオレだけのガジェットを作るぜ」「こんなもん作ったぜ、すごいでしょう」というのも目指すものとは違う軸だったりする。フォローし得ない自作はちょっと違う感じ… 量産するわけじゃないけど*2。そのセンで言うと「作って笑わせて一発芸」というのも違うわけだ。

ひとことで言えば啓蒙とか教育、いやその語を使ってしまうと偉そうだが別に上から目線を落としているつもりはありません。取り組みの成果物として言うならライブラリとか定番回路とかミドルウェアとか回路の出来合いブロックとかそういうのをヨシとする考え*3。もちろん分かりやすくするためにはアプリケーションも必要だろうけれど、より下ネタ(したねた)指向。取り組みの姿勢で言えば、みんなで幸せになるためのネタ出し、恥晒しを通して多少なりとも誰かしらの参考になれば良いというそんな立ち位置を目指しているのです。

しかし昨年顕著だったようにどうにも自分の取り組みの密度が低下しているわけです。やりたいネタを思いついても時間がない、解決したいテーマがあっても掘り下げるだけのスキルがないなどのハードルが年々高くなってきている気がします。

そこで、これまでもそうだったけれどこれまで以上に、情報を流通させるべくメディアミックスチュアを行うことを心がけようと思います。twitterで拾ったネタをtumblrに、集めたり考察を加えてブログに、ブログでは(様々な要因で)自分でできないとしてもネタは出す、そんな風に自分だけではなくいろいろな人々の取り組みやその成果物の露出の度合いを高められていくといいのではないか。しかしこれだけ書くとベイパーメディアムになってしまいそうだが、手を動かすことを旨とするファンダメンタルとして、そういう活動をこの先10年のレンジで行っていこうと考える元旦でありました。


昨年はなかなか製作時間が取れず、当ブログの更新も滞り気味でした。年が変わって心機一転、製作と更新に邁進する所存で…というのは無理で、おそらく昨年以上に滞るおそれすらあります。ということで生暖かく見守ってください。

*1:ブログ・掲示板等WEB上のみならずアナログシンセビルダーズサミットは10回を迎え、凶器エフェクタの会のセミナも不定期ながら盛り上がれば開催される状況にあります。

*2:もっとも時代による部品の調達性の違いはでてしまうだろうけれども

*3:そういえば最近OpenCVなる画像処理ライブラリがよく使われているけれど、20年前に画像処理系の研究室でよく作っていたよね的な

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