電音の工場ブログ

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2008-06-02

Dr.Oからの手紙

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知り合いから質問のメールをいただいてお返事したのだけれど、当ブログ的なネタだったのでこちらにも掲載します。


Chuckさん、こん○●は、Oです。

アナログ入力をもったデバイスについて教えて頂けますでしょうか。

実は、「オーディオ帯域(どこまで必要か不明)をキャプチャしてみて分析する」ということをやってみたいと思っています。あ、仕事ではなく、自主トレで。

キャプチャするだけのユニットを作ろうと思っているのですが、SDカードのファイルシステムまでサポートした1チップマイコンというのはあるのでしょうか。作ったデバイスからSDカードを抜いてパソコンに挿せばすぐにデータを見ることができる、ということを狙っております。

Googleで探したところでは、見つけられなかったのですが何かご存知でしたら教えて頂ければ幸いです。

どうもです。

ちゃんとしたSDカードはライセンスがきついので、同じ媒体でMMCですね。

自分が見ている範囲ではCDクォリティ(44.1kHz, 16bit, ステレオ)のリニアPCMをMMCで記録再生している自作品を見たことがありません。製品ではありますね。個人的にはBOSSMICRO BRというのを使っています。MP3プレーヤなら自作も多々あります(関係ないけど、最近1,980円のMP3/WMAキットを買いました)。

ハードウェア的にはSPI(3線式シリアル)、ファイルシステムはソフトウェアで実装されますので、言語処理系まで含めたワンチップマイコン環境と云うことになると思います。

知っている範疇では、AVRだったらBASCOM-AVRです。わかりやすいサイトがありました。

PICはライブラリを充実させる戦術なのでなんかあるだろうと探してみたらFILE I/Oライブラリというのがあるようです。

どうせファイルシステムにライブラリを使うのならメーカー製だろうが、オープンソースだろうが違いはないでしょう。ということで以下のものがお勧めです。


ただ、MMCカードの転送クロックが最高20MHzで、マイコン内臓のSPIペリフェラルのバッファは1から2ワード程度でしょうから割り込みが頻繁すぎてファイルシステム処理を動かすのがきついかも知れず、内蔵SRAMのでかいワンチップマイコンを使用するか、ハードウェアサポートでバファリングする必要があるかもしれません。ハードを作れば96kHzサンプリングもいけるかも?

リニアPCMをマイコンを使ってSDカードに書こうとされている方もいらっしゃいますが、そのままで1.4Mbpsはつらそうに見えます。

再生側になりますが、先のMMCファイルシステムの製作者はMMCに記録された波形を使ったDDS方式ファンクションジェネレータを製作されています。この場合もMMCから直接信号を出力せず、一波形分をいちどSRAMにダウンロードしてそこから出力していました。


こんなところですが、参考になりそうな情報はありますか?

手元で積読になっているCQの昔のFPGAでMMCコントローラを作るのは面白そうです。


ちょっとサポートハードが必要そうだけれども、リニアPCMレコーダを個人が作ろうと思えば作れそうなところまで環境が整ってきていることに絶望したっ! あれ?違う。感動したっ!

suikansuikan2008/06/02 10:10DWM先月号付録は2000円追加すると、SD/MMCアダプタをつけられます。で、ST Microの簡易FATライブラリがついています。PCじゃ無くてLinuxで読むのなら、単に最初のセクタから書いていくってのも手だと思います。

suikansuikan2008/06/02 10:11あと、IF誌のFRマイコンはUSBホストがありますね。大容量ファイルシステムのソースがあるかもしれません。

ChuckChuck2008/06/05 08:18なるほど、速いマイコンならそのままいけちゃう可能性も高いですね。suikanさん、どうもありがとうございます。Dr.Oにもフォワードしておきました。

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