電音の工場ブログ

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自作エフェクターシンセサイザ製作のネタや開発覚え書きなど、筆者の電音活動を記録しています。お探しの記事が見つからない方は、検索カテゴリ一覧をご利用ください。

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2007-10-25

続・テルミン

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テルミン - 電音の工場ブログ - E-Musicグループで書いた、雑誌 エレキジャック No.4 のテルミンの話の続報。

要するに エレキジャック No.4 を買ってきたわけです。

  • PICマイコン(PIC12F683)を使ったもので
  • アンテナ制御は周波数側のみ
  • 局発と混合して検波してフィルタしてアンプってマイコンに入力
  • どうやらマイコンで周波数カウンタが構成されていて 80msecでゲートかけて測定して
  • 測ったピッチをモードによっては音階の周波数に量子化して、無段階音階ではおそらくそのままに
  • そのピッチを元に音をPWMで出力。出力波形不明 PWMかどうか明らかでなかったので一時棚上げ

と云う動作らしい。

プログラムのリストは、ない。プログラムの解説も、ない。サポートページにも、置いていない(2007.10.25現在)。

ここで紹介するのは,東京・秋葉原のマルツ電波・マルツメイク館が週末に実施している技術セミナーで,「テルミンをつくろう」として開講されたものを付録基板で製作するものです.部品セットはマルツ電波で購入できます.

というクダリがあった。広告によると2,680円だそうだ。

HEXファイルはあるけどソースがない、なんてレベルですらない ですな。「キット」の組み立てなら、最初からそう書いてよ…

おーつかおーつか2007/10/25 19:26そうだったのか! 本屋に予約しちゃいました。2600円も出すなら、自分でアナログで作ります。世の中世知辛い。

ChuckChuck2007/10/26 06:58電子工作雑誌でHEXファイルすらないとは想定の範囲外でした。もしや私の先日の記事見て予約されてしまわれましたか?期待を煽ってしまってごめんなさい。PICマイコンの替わりに386アンプを繋げば音は出そうです。

takedatakeda2007/10/26 14:56せ、先生っ!僕もやってみたいーと、色々研究してます。まだ書き書けなんですが、
http://www.aleph.co.jp/~takeda/radio/takedanote/vol11.html
アンテナにつける、レゾナントコイル、あったほうがいい(というか、楽器として使う前提ならないとダメみたいです)ようですが、どう計算すればいいのかわかんないです...。よろしければご教授ください。

ChuckChuck2007/10/27 06:43ずいぶん研究されていて脱帽です。アンテナにつけるレゾナントコイルとはトラップコイルのことでしょうか。といいつつMOOGの回路 http://www.moogmusic.com/manuals/HotRodEtherwav.pdf (4ページ)でいうところの、アンテナと回路の間のインダクタンスですね。電流定在波の分布を変える働きなんでしょうか。とかいいつつ私はRFはダメダメなので詳細はまったくわかりません…

RJBRJB2007/10/27 09:12takedaさん凄いですね~。僕もレゾナンスコイルの働きが、テルミンの操作にどのような働きをするのかいまいちピンとこないのですけど…
アンテナにもインピーダンスがあります。テルミンのアンテナを接地型の垂直アンテナとすると、大雑把には1/4波長より長くなると誘導性、短くなると容量性になります。アンテナを共振させるのは、リアクタンス分をゼロにすればいいので、容量性であれば、これを打ち消すコイルを入れるということになります。moogのテルミンの場合、周波数は約300kHzですから波長は約1kmになり、1/4波長は約250mになります。でもテルミンは1m以下の長さで、これに比べて極端に短いため容量性であることは間違いないですが、実際にその値を計算で求めるのは、すごく難しいです。(Hallen法、変分法、起電力法とか…)
そこで、アンテナと考えずに静電容量を持った金属棒と考えた方がまだ計算は楽なのですが、やっぱり電磁気学を駆使しなければならず、これまた結構難しい計算と思います。
なので、アマチュア的にはLC発振器でアンテナ有り無しの発振周波数差からアンテナの静電容量を求め、これを打ち消すリアクタンスをもつコイルのインダクタンスを計算してあげればとりあえずはいいのではないでしょうかと思います。
ちなみにMOOGテルミンのアンテナのリアクタンスは長さと太さから-j60kΩ程度と推定されるので、30mH程度のコイルを入れればなんとなく共振しそうです。
ごめんなさい、長くなっちゃいました。

ChuckChuck2007/10/28 18:53RJBさん、詳しい説明をありがとうございます。
MOOGのEtherWaveテルミンは、電波法上問題があって日本国内販売できないという話をどこかで聞いたことがあります。(そうだとするとアンテナが共振して「微弱」じゃない電波を出してしまうのか?)

takedatakeda2007/10/29 20:36http://www4.zero.ad.jp/electronics/conv/osc2411/osc2411.html
で紹介されてる回路、今実験してる回路とほぼ同じなんだけど、電波出るらしいです。「バッファ無しで10m」。えー。電波でてんの?!って感じ。今まで気が付かなかったけど、ヤバイよね、でてたら...
周波数高いからかな?1.5Mでも出てるなら、ラジオで聞けるよね、どっかにラジオねえかなとか探してたりして。
実はテルミンの研究、AVRと加速度センサを載せてモデムで変調、電波だして、受けてCV化とかも考えてなくもなくて...。ちいさな乾電池でこれらをドライブできるかがミソかもとかちびっと思ってました。FMの受信は、こちら
http://www.k5.dion.ne.jp/~radio77/ge-radio/w500.htm

http://www3.ocn.ne.jp/~kumitate/tr1r.htm
こちらを組み合わせて何とかならねーかなとか。

アンテナつけるだけで周波数が下がり、コイルを入れると、また周波数が上がってくるのも経験的に知ってました..なるほど、アンテナが、回路の負荷になるんですね。完全にアンテナの影響が打ち消されるところじゃないほうが楽器的にはいい感じなのかなとか、モウチョイ実験が必要そうなんだけど、何が起きてるのか、何をやってんのかわかんないまま実験を続けるのが苦しいっす。
コルピッツ式は、何度組み立ててみてもアンテナつけると、出力がAM変調がかかるみたいで、音が濁ります。アンテナ無しだと、綺麗に動くんだけど。これは打ち捨てて、予備実験でいい成績でてるハートレー式の実験に移行しようかな。

ChuckChuck2007/10/30 07:06ハートレイ、コルピッツといった発振方式の違いもあるのかもしれませんが、回り込みや引き込み現象については実装上の問題もあるかもしれません。

トラックバック - http://emusic.g.hatena.ne.jp/Chuck/20071025